2025/07/06 11:58

Nishiwaga Pedals(にしわがペダルズ)の有馬です。

2025年7月販売開始のディストーションペダル 『Katakuri V2.R』のご紹介です。
現行販売しているハイゲインディストーションペダル『Katakuri V2』のRチャンネルのみを独立させたモデルです。
Katakuri V2のコンセプトや製品詳細については、下記ブログ記事でご確認ください。
『Katakuri V2.R』は、現代的なレンジ感を持つブラウンサウンドを目指して製作したディストーションペダルです。
粘りのあるサウンド傾向で、ハイゲインでもニュアンスを保ちます。
また、倍音感が豊かで、演奏への没入感が高まります。

シングルコイルピックアップでも相性は悪くありませんが、個人的にはハムバッカーでハイゲイン設定が好みです。
18V入力対応ですので、お好みの入力電圧を探してみてください。

入力電圧を上げていくとヘッドルームが広がり、より明瞭なサウンドへ変化します。
サウンドにハリが出るようになり、音の分離感も向上します。
より現代的なサウンドを目指すのであれば18V入力がよいかもしれません。

回路と使用部品は、Katakuri V2のRチャンネルと同一です。
ケースサイズの違いにより基板サイズの変更が必要であったため、基板配線を新規で行っています。
基板配線、ケースサイズの違いはありますが、サウンドはKatakuri V2のRチャンネルとほぼ同等です。
(ケースサイズによるものか不明ですが、音像はやや違うように感じています)


詳しいサウンドについては、動画でご確認ください。

動画の構成は下記の通りです。

00:00   オープニング
00:27   サウンドチェック1(HH Guitar、TubeAmp)
01:01   サウンドチェック2(HH Guitar、TubeAmp)
01:50   サウンドチェック3(HH Guitar、Solid-State Amp)
02:26   サウンドチェック4(SSH Guitar、TubeAmp)ハムバッカー
03:06   サウンドチェック5(SSH Guitar、TubeAmp)シングルコイル
03:42   サウンドチェック6(LP Type Guitar、TubeAmp)
04:41   入力電圧比較1  9Vと18V
04:59   入力電圧比較2  9Vと18V
05:34   コントロール可変 Gain
06:27   コントロール可変 Hi
07:08   コントロール可変 Lo
07:51   Handmade(製作風景)

【使用機材】
HH Guitar : HISTORY GH-S2
SSH Guitar : FUJIGEN EOS-FM-R
LP Type Guitar : HISTORY LH-10QM
TubeAmp : Laney CUB-SUPERTOP
Cab : Laney CUB-112
Solid-State Amp : LINE6 FlextoneⅢ
Cable : MOGAMI 2524
Power supply : VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-05 MKII

録音は、アンプの前にマイクを設置し行いました。

続いての動画は、カメラマイクの音声を利用して作成したカメラマイク録音版です。
ギターの生音が入ってしまいますが、こちらの方が実際に聴こえているサウンドに近いと思います。