2025/08/27 17:14
Nishiwaga Pedals(にしわがペダルズ)の有馬です。
2025年8月販売開始のオーバードライブペダルGoldenRoad V2のご紹介です。
GoldenRoad V2は、ケンタウルス系オーバードライブペダルで、単体オーバードライブでの使用はもちろん、他エフェクターとの組み合わせやブースターとしても活用できます。
V1は、ローゲインまでの2チャンネル仕様でしたが、V2ではシンプルな1チャンネル仕様としました。
また、ゲイン幅を広げブルースやクラシックロックなどのリードプレイも対応できる歪み量としました。

コンセプト
GoldenRoadは、岩手県西和賀町(にしわがまち)にある、鷲ノ巣(わしのす)金山跡の歴史的ストーリーからインスピレーションを受け名称を決定しました。時代は、平安時代後期。
奥州藤原氏は、平和社会を目指し平泉文化を作り上げました。
平泉文化の繁栄を支えた理由に地理的な優位性と、特産物である金と馬があったそうです。
金については、周辺地域で豊富に採掘することができたようで、その中の一つに鷲ノ巣金山がありました。
この採掘に使用された道のりを秀衡街道といい、現在では「黄金の道」ともよばれています。

私は以前から、この鷲ノ巣金山跡の風景に魅力を感じていました。
その頃は、歴史についての知識がなく金山跡だということもわかっていませんでした。
しかし、歴史を知り「黄金の道」というストーリーにも出会うことができました。
この「黄金の道」という言葉から、GoldenRoadという名称のエフェクター製作が始まりました。
名称的に、ケースのベースとなるカラーはゴールド。
サウンド的には、ギターサウンドに寄り添い、豊かな響きを加えるようなオーバードライブ。
そのサウンドイメージから、ケンタウルス系オーバードライブを製作することにしました。
V1は豊かな響きを重視し、単体使用というよりは他エフェクターとの組み合わせやブースター用途として製作しました。
V2では、販売価格を下げるため1チャンネル仕様としました。
また、V1の片チャンネルをそのままというのでは、バージョン移行する理由が小さいためV1ではなかった歪み量を加え、ケースデザインも一新しました。
ケースデザインは、鷲之巣金山跡の風景をイメージしました。
V1はゴールドのグラデーションでしたが、V2ではブラックを加え鷲之巣金山跡をイメージしています。
V1はゴールドのグラデーションでしたが、V2ではブラックを加え鷲之巣金山跡をイメージしています。


サウンド
ローゲインでは煌びやかさと豊かさ、ハイゲインではレンジ感と立体感を意識してサウンドを作り込みました。
回路的には、V1とほぼ同等ですが使用部品を厳選したことで、ローゲイン時の豊かな響きに磨きがかかったと感じています。
ブースター用途や他エフェクターとの組み合わせ用途で力を発揮できると思います。
基板については、どの製品でも共通ですがプリント基板ではなく、ユニバーサル基板を使用し部品の足同士を接続することで回路を形成しています。

V1では2チャンネル仕様のため部品が多く配置や配線に制約が生まれましたが、V2は1チャンネル仕様なので部品配置や配線経路で余裕がありました。
このため電源ラインの配線については、V1より自由度が高かったです。
信号ラインとの距離もとれるため、サウンドに良い影響をもたらしていると考えます。
詳しいサウンドについては、動画でご確認ください。
回路的には、V1とほぼ同等ですが使用部品を厳選したことで、ローゲイン時の豊かな響きに磨きがかかったと感じています。
ブースター用途や他エフェクターとの組み合わせ用途で力を発揮できると思います。
基板については、どの製品でも共通ですがプリント基板ではなく、ユニバーサル基板を使用し部品の足同士を接続することで回路を形成しています。

V1では2チャンネル仕様のため部品が多く配置や配線に制約が生まれましたが、V2は1チャンネル仕様なので部品配置や配線経路で余裕がありました。
このため電源ラインの配線については、V1より自由度が高かったです。
信号ラインとの距離もとれるため、サウンドに良い影響をもたらしていると考えます。
詳しいサウンドについては、動画でご確認ください。
動画
動画の構成は下記の通りです。
00:00 オープニング
00:26 サウンドチェック1(SSH Guitar,ローゲイン)
01:10 サウンドチェック2(SSH Guitar,ハイゲイン)
01:48 サウンドチェック3(LP type Guitar,ローゲイン)
02:32 サウンドチェック4(LP type Guitar,ハイゲイン)
03:09 サウンドチェック5(クランチ設定のアンプをブースト)
03:58 サウンドチェック6(音質補正用として使用1)
04:27 サウンドチェック7(音質補正用として使用2)
04:59 サウンドチェック8(音質補正用として使用3)
05:56 サウンドチェック9(音質補正用として使用4)
06:33 サウンドチェック10(音質補正用として使用5)
07:15 コントロール可変 Gain
08:02 コントロール可変 Tone
08:43 コンセプト
【使用機材】
SSH Guitar : FUJIGEN EOS-FM-R
LP Type Guitar : HISTORY LH-10QM
TubeAmp : Laney CUB-SUPERTOP
Cab : Laney CUB-112
Cable : MOGAMI 2524
録音は、アンプの前にマイクを設置し行いました。
個人的には、音質補正用として使用することが多いため、動画でも多めに入れました。
しかし、その変化については録音では分かりにくいというのが悩みものです。
実際アンプの前に立ち、弾いてみると音がまとまり前に出ることを実感できますが、録音ではこの立体感が出てきません。
続いての動画は、カメラマイクの音声を利用して作成したカメラマイク録音版です。
00:00 オープニング
00:26 サウンドチェック1(SSH Guitar,ローゲイン)
01:10 サウンドチェック2(SSH Guitar,ハイゲイン)
01:48 サウンドチェック3(LP type Guitar,ローゲイン)
02:32 サウンドチェック4(LP type Guitar,ハイゲイン)
03:09 サウンドチェック5(クランチ設定のアンプをブースト)
03:58 サウンドチェック6(音質補正用として使用1)
04:27 サウンドチェック7(音質補正用として使用2)
04:59 サウンドチェック8(音質補正用として使用3)
05:56 サウンドチェック9(音質補正用として使用4)
06:33 サウンドチェック10(音質補正用として使用5)
07:15 コントロール可変 Gain
08:02 コントロール可変 Tone
08:43 コンセプト
【使用機材】
SSH Guitar : FUJIGEN EOS-FM-R
LP Type Guitar : HISTORY LH-10QM
TubeAmp : Laney CUB-SUPERTOP
Cab : Laney CUB-112
Cable : MOGAMI 2524
録音は、アンプの前にマイクを設置し行いました。
個人的には、音質補正用として使用することが多いため、動画でも多めに入れました。
しかし、その変化については録音では分かりにくいというのが悩みものです。
実際アンプの前に立ち、弾いてみると音がまとまり前に出ることを実感できますが、録音ではこの立体感が出てきません。
続いての動画は、カメラマイクの音声を利用して作成したカメラマイク録音版です。
ギターの生音が入ってしまいますが、こちらの方が実際に聴こえているサウンドに近いと思います。