Nishiwaga Pedals（にしわがペダルズ）の有馬です。

2024年1月販売開始のオーバードライブ＆ブーストペダルSnowmeltのご紹介です。

Snowmeltは、煌びやかさの中にも暖かさのあるオーバードライブペダルです。

参考としたエフェクターは、下の写真の通りです。

BOSSのエフェクターは、少し毛色が違うかもしれませんが、定番のサウンドということで参考にしています。

サウンドとしては、オーバードライブペダルWarabi V2のBlueDriveより、高域と低域を削らないナチュラルなサウンドになっています。歪み感もトランスペアレント系といわれるローゲインドライブです。

エフェクター名称はもともと、岩手県西和賀町（にしわがまち）の自然環境に因んだブナ（Buna）というエフェクター名を考えていました。

しかし、部品を交換しながらサウンド作りをしていると、自分でも予想していなかったサウンドに辿り着きました。

なんとも心地良い、ややトゲが所々にあるような歪み感。

これは、雪を踏みしめた時の音というか感触に似ていると感じたので、Bunaという名称から冬に因んだ名称へと変更することにしました。

岩手県西和賀町は、特定豪雪地帯に指定されているほど雪が降る地域です。

2024年は、積雪が少な目ですが、平年は上の写真のように道路の脇に壁ができあがります。

これほどの雪が降ると、その厳しさから春が待ち遠しくなるものです。

そして、季節の進みとともに寒さが緩み、長くなる日照時間。

晴れ間も増え、気持ち的にも開放感がみなぎってきます。

暖かくなってくれば、始まる雪解け。

この開放感に近いサウンドだと思ったので、エフェクター名称は雪解けに因んでSnowmeltにしました。

これまでの2台、Warabi、Katakuriは、名称を決めてサウンドを作っていきましたが、今回はサウンドから名称が決まりました。先ほど書いたように、もともとはBunaという名称でしたが、サウンド作りの際に思わぬ方向に行きました。

思わぬ方向でしたが、自分でも驚くようなサウンドになったと思っています。

ブーストチャンネルを踏みことで、さらに暖かみが増すので色々と試してみて下さい。

ブーストチャンネルは、クリーンブースターなので常時ONという選択もありかもしれません。