2023/02/03 13:47
Nishiwaga Pedals(にしわがペダルズ)の有馬です。
ハンドメイドダブルオーバードライブペダル「Warabi」の製作風景紹介、今回は動作確認についてです。
これまでに、ケース加工、ケース塗装、基板ハンダ付け、ボリューム配線ハンダ付け、ケース組み込みという工程で作業紹介を行ってきました。
ケース組み込みが終了すると、まだ完全ではありませんが動作確認が出来る状態になるため、この時点で配線に間違いがないか、使用部品に不具合はないかなどを確認していきます。
まずは、電源を入れる前に回路が正常であるか、テスターを使用して導通チェックを行います。
また、この時に部分的に抵抗値を測定し問題ないことを確認しています。
回路導通に問題がなければ、いよいよ電源投入です。
Warabiは、外部のDC+9Vで動作します。
最初の確認として、フットスイッチ動作とLEDの点灯確認を行っています。
また、この時には消費電流値を常に確認できるようにセッティングしています。
消費電流値の確認により、おおよその回路状態を把握することが出来ます。
問題がなければ、入力側にギター、出力側にアンプを接続し音出し確認を行います。
主に、ボリューム(可変抵抗器)の確認です。
スムーズに動作するか、ノイズなどはないか、設計通りの変化範囲か、などを確認しています。
この時点では、念のためミニアンプで音出し確認を行っています。
小心者なので、メインのアンプに差し込むのは、この確認後になります。
最後に、メインのアンプ(LINE6のFlextoneⅢ)で音出し確認を行います。
左側が確認しているWarabiで、右側がマスターにしているWarabiです。
2台とも同じ設定にして、音の出方に差異がないか比較確認を行います。
また、ノイズレベルも同一傾向であるか確認します。
この確認まで終わると、動作に問題はないと判断できます。
製作風景の動画です。
動作確認作業は、13:34~15:28です。