2023/01/28 17:59

Nishiwaga Pedals(にしわがペダルズ)の有馬です。


ハンドメイドダブルオーバードライブペダルのWarabiは、その名の通りハンドメイドですので、各工程を手作業で行っています。
その中でも、最初の工程になるのがケース加工です。
このように、作業前は完全に穴の開いていないケースです。
Warabiでは、信頼性の高いタカチ電機工業のアルミダイキャストボックスを使用しています。


最初の作業では、決められた位置に穴を開けるため下準備を行います。
穴位置を示したシートを使用し、センターポンチで印を付けます。
印を付け終わったら、いよいよ穴あけ作業です。
現状では、手持ちのドリルで穴開けを行っています。
数台連続で作業を行うと腕が疲れるため、今後は、卓上ボール盤を導入するかもしれません。

ドリルでは、フットスイッチやDCジャックのように大きな穴を開けることが難しいため、リーマーを使用して穴径を広げます。
穴開け後は、バリ取りを行っています。
バリ取り後は、塗装のためにヤスリ掛けを行います。
ヤスリ掛けを終えると、すべすべの状態になります。
最後に、油分を落とすため洗浄を行います。
この後、乾燥させ塗装の工程に進みます。
現状では、手作業が多いため数台連続で作業すると腕がパンパンになります。今後、作業改善を行っていきたいところです。

製作風景を動画にしてみましたので、気になる方は確認してみて下さい。
ケース加工は、0:12~3:36です。